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Yamotty Blog

プロダクトマネージャーの雑記

労働市場のリスクテイカー

 

僕らは労働環境のパラダイムシフトのさなかにいるんじゃないだろうか、と思えてならない。とくに20代の超若年層がアップサイドのリスクを背負う世代になりそうである。

 

以下、東洋経済から。

http://toyokeizai.net/articles/-/12745

 

”ユニクロがブラックと言っている人たちに対して、いつも疑問に思うんだけども、彼らは突き詰めると、「使い捨てられる」ということを問題視するわけです。でも、労働者って全部使い捨てですよ。これは、政治家から、首相から、銀行員から、メーカーまで、みんなそうですよ。
すべての労働者には2種類しかいない。使い捨てられることを分かっている労働者と、使い捨てられることに気付いていない労働者。大企業で幸せな定年を迎えられたオジサンも、僕に言わせれば、使い捨てられたことに気付いていないだけ。ただね、これは労働者の側から見て凄いメリットでもある。会社もやっぱり使い捨てってことですよ。なら個人の側もドライに、いかに成長できるかを考えればいい。”

 

もはや企業に成長の機会を求めるのは酷、というかリスクしか無いのではとすら錯覚しそうな文章だ。でも、実感との大きな乖離もない。僕は働きながら日々やばいと感じてる。

 

会社に捨てられる、というこれから誰にでも起こりうるケースを考える。

 

この時、企業人としてどっぷり浸かることのダウンサイドリスクは、会社を飛び出すことのリスクよりはるかに大きくなるのでないだろうか。

 

本来はリスクテイカーが企業を飛び出し、自分の腕で飯を食う道を選んできたのがこれまでだとしたら、これからしばらくは逆の現象が起こるのではないだろうか。

 

チキンが企業を飛び出し、(たとえ大企業でしかできない大きなビジネスを諦めることになっても)腕を磨いて自分でやる。仕事が無い、というリスクをヘッジする人が飛び出すようになるのでは。

 

ただそれには一つの決断を伴うので、リスクとわかっていながらも飲み込み残る人も多そうだ。将来どうなるかなんて誰もわからないから、それもそれでいいだろうし。

 

何も考えずに、能力も持たずに、会社にぶら下がりながら高給を取る、という非生産的なサラリーマンが減ること(減らざるを得ないこと)だけは間違いない気がする。ぼくらの世代は、みんな大なり小なり危機感を持っている。それはとてもいい事だ。

 

まったく世知辛い日本だわ。子世代のためにも、ぜったいに変えてやりたいとおもう火曜の鬱時。