Yamotty Blog

プロダクトマネージャーの雑記

熱い東北

f:id:yamo3:20130312173418j:plain

東京は桜が咲き始めた。東北出身の感覚だと異様に早く感じる。
 

■活きのいい奴らは、石巻とバングラに向かう

http://toyokeizai.net/articles/-/11769?

 

”藤原:ただ、「向上心」というものの意味が、今と昔では変わってきている気がする。私たちにとっての「向上心」は、組織の中で上を狙いたいというような出世志向だった。会社で昇進すれば、給料が増えて、権力も高まる。銀座で飲めるようになるし、ホテルもスイートに泊まれるようになるし、女性にもモテるという、アグレッシブな、ちょっと“脂ぎった向上心”だった。
ところが、最近、私が感心している20代の若者は、今までとは違う向上心を持っている。今いちばんリーダーシップがあって、普通の会社で収まらないようなパワーのある奴がどこに行っていると思います?
答えは、バングラデシュと石巻なんですよ。バングラデシュの頭文字のBと、石巻の頭文字のIをとって、私はこの2つをIB(アイビー)リーグと呼んでるの。IVYリーグ(ハーバード、イェールなどアメリカの名門私立大学8校の総称)じゃないよ(笑)。IBリーグね。”

 

「国内で本物のリーダーシップを身に付けたい」のなら、石巻に象徴される「東北」というエリアは格好の場所だと思っている。これからずっと、という意味ではない。だけど次の3点から見て、”今というタイミング”は絶好のチャンス。

 

1.震災を機に課題が顕在化し、注目され

2.横展開するフィールドがまるまる残っており(東北→日本へ)

3.競争相手がいない(勝てる市場)

 

勝負事の鉄則は、「勝てるフィールド」を選ぶことである。そのための条件が今の東北に揃っている。

 

■極論は、競争のない場所を選ぶ

少し文脈からそれるんだけど、僕は大学までスポーツ一筋で生きてきて、高校の途中まで10余年バスケを、そして高2の夏からラグビー、大学入学後はアメフトへとコロコロ転身した。

部活関係者や、親なんかはこういうコロコロ身替りする僕を見て余り良い思いをしていないようだったけど、僕にとっては「自分が勝てるフィールド」を見極め直し、そのためにキャリアチェンジをしたにすぎない(なお部活とは往々にしてムラ的要素を持っているものなので、出たり入ったりの中で何を言われようが気にしない方がいい)。

競争で勝てなきゃ、スポーツをしている意味は殆ど無いと思う。またスポーツにせよなんにせよ、時間という資産を割いている以上、(無論ある程度継続の上で、)成果がなかった場合は早々に損切りすべきだ。ゲームのルールが変わり、自分の資産の価値が落ちた場合も。

そうして絶えず勝てるフィールドを選び続けるのはごく当然のことだ。

 

そして成果の(勝つ)ために最も大事なのは、自分の持つ資産とフィールドを見極めて、次にどんな資産(能力など)を身につけようか…と頭を思い悩ますこと。

 

では決して無い。

「個人が持てる、獲得できる資産」なんてほぼすべて代替可能だ。ウサインボルト以外の100m走者は、オリジナルの価値は出せない。みーんなコモデティ化する。そういう前提で考える。

 

すると、勝つための唯一の戦略は競争のないところを選ぶことだ。競争がないところに進出したらまず勝てる。こんな市場は珍しいし、極論に聞こえるかもしれない。だけど現にそういう市場になりうる場所が東北にはあると思っている。

 

■大きな決断するとき、その決断を決める要素は縁とタイミングだと思う。

「自分の実力が〜に達したらこういう決断をして…」というボトムアップ型のアプローチをする人は、大きな決断が下せない。なぜなら描いた将来に達することはまず無いから。将来を綺麗に描ける人はいない。

 

■日本での仕事は「グローバルエリートを目指す1%」と「コミュニティメンテナンスの99%」に大別できるという。

 

エリート以外の99%はコミュニティが仕事場

http://toyokeizai.net/articles/-/11602

 

”グローバルで勝負するトップエリート以外の人は、どうするのか? 私は、コミュニティソリューションを担当することになると思う。
これからは、コミュニティが、地域社会という意味だけではなくなってくる。被災地コミュニティでもいいし、ネット上での鉄道オタクコミュニティでもいいんだけど、そのコミュニティの中でどういう貢献をしていくのかっていうのが、コミュニティソリューションになる。コミュニティコントリビューションといってもいい。”

 

ちょっと引用するメディアが偏ってて申し訳ない笑

 

僕の考えでは「今東北に行く」ということはこの間に収まる体験をすることだと考えている。

 

■「遺体」

 “一切報道されなかった被災地の記録“と大きな反響を呼んだ石井光太のノンフィクションを基にしたヒューマン・ドラマ”

 

ちょっと今見るにはまだ心がきつい。10年後くらいに見たい。

ただの記録に収まる作品として見ることができなさそうだから。

僕はメンタル弱い。本人が引くぐらい意外に敏感。

 

■2013年の3.11

有給をとり会社を休んでいた僕は都内の地下鉄の中で14:46を迎えた。

丁度その刻に、その地下鉄は安全訓練のために一時停止をした。なぜこの時間なのかは言及せず、ただ14:46に停止するとだけアナウンスされた。

そして14:46。止まった電車の中で乗客の殆どは普通どおりの振る舞い。

英国風ビジネスマンも乗り込んでいたが、彼らにいたってはなぜ止まったのかすら理解できていなかった。あとでアテンドしていた日本人が英語で伝え、「Uh-」と漏らしていた。

電車の中で黙祷した。僕が務める会社でも、全社的に黙祷が行われた(らしい)。

 

■個人として発信力を高めていきたい

発信できるようなコンテンツを自分自身に蓄積するのが大事なのはわかるんだけど、人が目を止めてくれる文章や言葉が発せられることがもっと大事だと思う。

幸いブログやらSNSがあるのでいろいろ試してます笑