Yamotty Blog

プロダクトマネージャーの雑記

2013/6/24 岩手県大船渡市、「ボンズプロジェクト」被災松の名刺が素晴らしい

大船渡発の被災松で作られた名刺

岩手県大船渡市。何度か事業者支援のためにワークショップや、商工会議所とやり取りさせていただいており、毎月必ず足を運んでいます。本日もWebサイト作成支援のワークショップでおじゃましてきました。
 
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ワークショップの様子。ゼロからWebサイトを立ち上げています。筆者撮影。
 
しかし事業者支援とはいうものの、新たなビジネスを作る、気力がある若者がとても少なく、Uターン組も少ない。元々IT産業が一切無い街であることも響き、周辺地域とすら情報格差が大きく存在するような土地柄と感じており、簡単ではないことも承知しながらの活動です。
 
そんななかでもキラリとひかるプロダクトを大船渡で仕上げる女性事業者と出会いました。大船渡の被災松を使用し、復興支援商品として全国に販売する竹野さん。震災の2週間前に大船渡にUターンし、震災に見舞われたこともきっかけとなり大船渡に残って事業を立ち上げたそうです。その名もボンズプロジェクト。
津波被害にあった松の木を市より引取り、紙として加工して販売されています。この紙が木の温もりを残したままで、手触りや木目の模様が生きていた木そのもの。名刺として使うことで非常にインパクトもあります。
ボンズプロジェクト Webサイトはこちら。名刺の注文も行えます)
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被災松から創られた名刺のウラ、筆者撮影。
 
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こちらが表。筆者撮影。

 
竹野さんはUターンをするまでITには一切関与したことがなかったとのこと。もちろん木から名刺を作る仕事もしたことはなかったのですが、「大船渡から何かを発信する必要がある」「何かを担うのは自分しかいないのでは」との思いからこのプロジェクトを始めたそうです。そのバイタリティには頭が上がらないのですが、なんとか我々RCFや、我々と繋がっている東京の企業たちのリソースを使って彼女の活動をレバレッジできないものか、と考えます。竹野さんのような「東北で根を張る起業家」をリスペクトしていきたいものです。
 

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 大船渡からの帰り道、陸前高田駅前には未だかつての姿はなく、瓦礫の山。筆者撮影。
 

2013/6/24 河北新報 宮城県東松島市、「バイオマス発電都市」としての出発

バイオマス燃料による発電事業などを展開する地域に国が支援する「バイオマス産業都市」に、東北で唯一選ばれた宮城県東松島市が、間伐材を生かす木質バイオマス発電などを計画している。
(中略)
市内で発生した間伐材や稲わらなどを利用する木質バイオマス発電と、食品工場の廃棄物や家庭の生ごみを活用するメタンガス発電などを計画
(中略)
防災集団移転促進事業で市が買い取る約213ヘクタールの被災跡地を、木質バイオマス発電に使う燃料生産に活用することも想定する。地域内でエネルギーを生み出し、非常時は公共施設などに電力を供給し、災害に強い「防災自立都市」も目指す。
 東松島市でのクリーンエネルギーを導入した都市計画の例です。先の震災ではガスを利用したコジェネに代表される分散型エネルギーが災害時に非常に有効に働くという顕著な結果が現れました。良い例が塔全体がコジェネによる自己発電を行う六本木ヒルズ。周囲が完全に停電する中、煌々と光り続けた姿が注目を浴びるとともに、大きな示唆を与えてくれました。
今回の東松島の都市計画にはクリーンエネルギーの利用アピールという意味合いもありますが、僕自身この事例の最大の意義は中央(要は東北電力)に頼らないエネルギーの分散化にあると思います。防災上・そしてコミュニティの独立視点から、注目しています。
 

■出張続きの中でお腹を壊してぶったおれ、東京へ強制帰還しました。。

健康が全てですね。実感しました。。。気をつけよう。
 
 今日はここまで、へばの!