Yamotty Blog

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『Lean In』

Lean Inを、よんでいます

クライアントの方から勧められて、現Facebook COOシェリル・サンドバーグ著の「Lean In」を読んでいます。通勤時間を使って、まだ100ページくらいしか読めていないのですが、初めの50ページのメッセージである、「意思決定を迫られるのはいつも女性」というメッセージっぽいものに紐付いたエントリを書こうかな。

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

実はぼく、既婚なのですが(関連エントリ さよなら、独身)、家庭を背負うものとして、家庭のコントロールとか、家族との付きあう時間とかもふくめて仕事の設計をしていかなきゃいけないことに難しさを感じています。そんな僕がひーひー苦しんでるのを見て、何かの足しになればと、クライアントの女性が勧めてくれました。ちなみに外資系企業でキャリアを積み、3ヶ国語を自由に操る彼女からの勧め文句は「家庭に入るも、キャリアを積むも、女性の自由。だけどそのことを男性が理解する必要がある。ぜひ奥様と一緒に読まれたし。」
*1

で、いきなり飛びますが、

僕と嫁は「女性(嫁)がどういうキャリアを目指していくべきか」という論点について、これまでとても長い時間をかけて議論してきています。議論の片鱗が、シェリル女史のメッセージと重なる所があり、思わず筆をとりました。

本テーマは、それこそ付き合い始め(が、ちょうど嫁の就活の時期でよくそんなことを考えてたようです)から、僕の就活、そして社会人になって現在を迎えるまで、毎年、月に1度くらいのペースでアジェンダに入るようなテーマです。そんな我々夫婦が、現在もちよっている結論は以下の5つです。

  1. 女性と男性は機能が違う。顕著な例は、子供は女性にしか産めない。
  2. 子供を有無には大きなリスクも伴い、それは主に女性だけが負う(体力の消費、キャリアの中断など)。
  3. 機能が違うからこそ、適した役割が違う、という既成概念が根強く存在する(日本に、ね。もしかしたら他の国でもそうなのかもしれないと本書を呼んで思い始めています)
  4. だからといって女性ばかりが選択の自由に悩む必要はない(女性が持つメンタリティー的な意味で)
  5. ただし、女性がキャリアと家庭の選択の自由を得るには、パートナーの男性の理解と社会の寛容さが必要。例えば、「子供も産んで、5歳までははしっかりと手をかけて育て、その後キャリアを復活させて好きな仕事をしていく」という選択は、女性個人の一存では、例えば時間リソースの問題からほぼ不可能である。

この結論、自分的には非常に壮観なのだけど、これだけでは女性も男性も行動できなくて、別の論点が生じるのです。
つまり、「結局あなたは子供産みたいの?生まれた後どういう時間の使い方したいの?」です。
そしてこの論点に対して、多くの場合、男性と女性は重みが違うのではないかと我々は考えるのです。もちろん女性にとってより重い論点ではないか、とね。

だから価値観の摺合せ、みたいなのが、パートナーの間だととても重要ではないかと思うのです。

幸いにも当家の場合は、両者待ったなしで
・体力が落ちない内に出産を迎えたい(20台)
・出産・子育ての繁忙期と、キャリアのピークはずらす。前者により多少の犠牲が出てもいい。だって80歳まで生きるモン。
が明確で、一貫して擦り合い続けています。今後もしばらくは不変かなぁ。だからこそ、ゴールが見えていて(例えばキャリアアップより子供の成長機会を充実させること)将来の設計がしやすく、Actionもとりやすい状態、で、とてもメンタル的には心地よい。疑問が生まれた時、立ち返る場所があるというか。

傍目に日本の社会人カップルをぼやっと見ても、世の中の全てのカップルがそう簡単に擦り合うわけがないだろうなということはわかっていて、大変だよな、話し合ってたら30歳過ぎてたとか全然ありうるよなと。

何が幸せかとか、何が価値かとか、結局人間の腹の底の曝けださないと共感が産まれない部分で、
そもそも腹の底を明かすという関係性を作ることすら、とても時間のかかることで、解決策は無いのだよね。医療の進歩により、高齢出産のリスクを低く、低くしていくこと以外に、科学的にアプローチできることはないのではと思い、だからこそ、みんなよく話し合う時間をとったらいいよ(最後投げやり)

全く関係ないんだけど、

喜怒哀楽の感情の起伏が、年齢の増加とともに薄くなっているような気がして、それが嫌で、もっと感情を臆せず出せるようにトレーニングしたいとか最近は思っています。

*1:非凡なるマッチョなキャリアを歩む彼女からの進言は「何か僕の抱えている課題とちょっと違う方向に向いている気がするぞ」とか不思議に思いつつ本書を手にとったのは内緒の話。