Yamotty Blog

プロダクトマネージャーの雑記

2013/9/22 (きたぞ夏休み)鹿児島・屋久島へ行ってきましたー。

2013/9/17 10時間の移動と、13時間の屋久島・縄文杉トレッキング

9/16〜22まで、屋久島(3泊)を含む鹿児島(2泊)を旅してきました。今は溜め込んだ仕事を見て青ざめていますが、まあなんとかなるかな。。。
当初の予定では9/16の朝に飛行機で鹿児島へ飛んでしまう予定だったのですが、ものの見事に台風とぶつかってしまい、まぁ予定が超狂いました。それも旅の醍醐味なんだけれど。9/16は皆さんご存知の通り東京発の飛行機も新幹線も16時頃まで止まっていたので、どうしようかな〜と画策していたところ、ネットで東海道新幹線再開の知らせを見て、東京駅へすっとんでいきました。そこから約10時間ほどかけて博多まで新幹線。到着は2時近かったのですが、一休.comとJRの職員さんには大いに助けられました。日本のお・も・て・な・しはすばらしい!翌朝早々に九州新幹線へ飛び乗り、高速船を伝ってやっとこさ一日遅れで屋久島へ到着できたのでした。
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夜2:30に博多で食べた明太ラーメンが最高だった。筆者撮影。

で、屋久島と言ったらトレッキングとどのガイド本にも書いてあるので、計13時間かけて登ってきましたよ。普段は全く運動のしない嫁と膝をガクつかせながらね。以下は手記でございます。

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ホテルのある宮之浦から縄文杉を目指してトレッキングを開始。3:45に起床して4:15に出発。かかった時間、合計13時間、総距離20km超、総歩数3万歩、消費カロリーは3000kcal超の大登山になりました。
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このトロッコ道から縄文杉への道は始まる。実はこのトロッコ道がすごく歩きにくく、かつ2時間も同じ景色が続くのでかなり厄介。筆者撮影。

頂上付近には山小屋もあり、1泊の旅程を組んで無理なくチャレンジする人もいるにはいるそうですが、多くのガイド本には日帰りが当たり前のように書かれており、また事前トレーニングの必要性を謳ったものも見当たらなかったため、楽観視してチャレンジしました。が、正直普段からなんらかの運動・トレーニングを積んでいない人にはかなりハードな道程になります。景色や所々に存在する名所は、確かに世界遺産らしく素晴らしい風景なのですが。。。しんどさが上回る場面多数でした。

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ただし景色の美しさは間違い名無し。この川の水も飲めるほどに綺麗だとか。筆者撮影。
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ウィルソン株という、杉の木内の空洞からの一枚。見事にハート型。筆者撮影。
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頂上に雄大にそびえ立つ縄文杉。5時間のトレッキングを経ての到着。ただ頂上付近は人が多く混雑しているので、ゆっくり出来ないのが残念。筆者撮影。

下山時は疲労との戦い。「ゴールはまだか」という気力だけで完遂したようなところもあります。

総論的な感想としては、縄文杉は最も時間のかかるコースであるがゆえ、チャレンジのしがいはあるのですが、短期レジャー目的の観光客に最適とはいえません。同様に杉の森を見ながら6時間程度で往復できるライトなコースもあり、僕がガイド本を作るならばそちらをお勧めしますね…。縄文杉以上に、大自然を満喫できる素晴らしいポイントがたくさんあり(以下、例)、そちらに時間を使う、というのが僕らのような短い期間の滞在者にはおすすめします。


日本名水100選、大川の滝。何時間でも見れます。

http://instagram.com/p/ebp3LTPNwr/
滝の麓の川。本当に綺麗。いやー日本豊かだな〜

http://instagram.com/p/eb4y3PvN7J/
ファームパラダイス。ガイド本にはない、勧めたい場所トップ3

http://instagram.com/p/eb4zWWPN7N/
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南国フルーツももぎたてをどうぞ。

2013/9/18 タクシーの運ちゃんから聞く、屋久島

僕は旅をしたら海外だろうと国内だろうとローカルに溶け込むことを極上の楽しみだと思っているので、とにかく地元の人やら旅館の人に話を聞きまくる。トレッキング帰りで完全に力が抜けていたこの日は、タクシーの運ちゃんが勝手に話してくれたので、こちらから質問をぶつける必要がなくて助かりました。以下ありのまま掲載。島の生活感っていう、覗いたことのない世界に触れられるのがなんかいいよねぇ。

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運ちゃん「(選挙カーが通りかかり、手を降りながら)議員さんには頑張ってもらって、屋久島には仕事を作ってもらわんとね。屋久島は若い子がみーんな出て行ってしまう。80%位はいなくなってしまうんじゃないかなあ。人口1.3万人の町だけど、仕事がないんだよ。集落が2つの小さい町なのに、町の議員の議席は36人。だけど今回からこれを減らして16人になったんだ。だから今応募している人は必死だねぇ。彼らが必死になってやっと仕事を作ってくれることを期待しているよ。」

運ちゃん「(徳洲会病院を通り)ここは屋久島で一番大きい病院なんだけど、看護婦が慢性的に足りなくてねぇ。勤務環境が、やっぱりきついってので、若い子が残らないんよ。だから、町のお母さんたちで看護婦をしてるんさ。」

運ちゃん「(電力事情に話が及び)屋久島には水力発電所があって、あー、今日登ってきた縄文杉の上にダムがあって、その下に発電所があるんよ。発電所を運営している会社は屋久島で一番の大企業でね、900人の従業員がいるんだ。その親会社は東京電力なんだけどねぇ(遠い目)。」

運ちゃん「屋久島ではガイドさんつけたかい?(No)そうか、それは正解だよ。自分のペースで登れるからねぇ。ただあのガイドさんたちってのは、ほとんどが屋久島の人じゃないんだよ。80%は外の人かなぁ。屋久島の人にとって見れば、森も山も川も全部じぶんが子供の頃から見ている自然だからねぇ。人様からお金をとって紹介するようなものではなかったんだよ。ガイドを始めたのは屋久島の外の人。外の人が見て始めて、屋久島を案内するってのが仕事になるってことがわかったねぇ。」

運ちゃん「縄文杉までのコースは、じつはこれまでそんなに整備されてこなかったんだけど、1993年に世界遺産に登録されて、皇太子殿下夫妻が登りに来るってなってから急いで整備されたんだ。頂上の山小屋も、それまでなかったんだよ」
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特にガイドが殆ど島の外の人、というのは興味深い話で、屋久島の中の人には、ガイドというソフトにおおきな価値がなく気づくことが出来なかったんだけど、外から来た人がリバリューし、仕事を生み出してしまうという。このモデルって日本の限界集落やら地方都市まわりで生じやすいモデルだよねぇとか思いつつ、自分の仕事ってまさに外部の目で東北をリバリューすることだな、と改めて腹に落ちた気がしました。

ちなみにローカルに溶け込むために近所のスーパーへ立ち寄ることも趣味の一つ。屋久島は見たことのない魚が並んでいて興奮しっぱなしだった。
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ユデフカ。ググっても出てこない。なにこれ。筆者撮影。
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チレダイ。同上。本来漁師さんしか食べないんだろうな。ワクワクするね。筆者撮影。