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プロダクトマネージャーの雑記

育児休暇の中間報告:とてもポジティブ

育児休暇の中間報告

さて7月から3ヶ月の育児休暇を取得し、およそ半分の期間が過ぎました。
休暇取得の意図・理由として、以下の3つの理由をあげていました。

1. 家庭と仕事のバランスを、僕も妻もとれる体制を整えるため。
2. できれば、1が当たり前な世の中になってほしい。
3. 仕事を見直す。

参考:2014/7/6 眞志の生誕・私の育児休暇

この3つに対して、現時点での振り返りをしてみました。

1. 子供・妻と過ごす時間が増え、家族とのゴール共有がより深く。
ざっくり言うと、

  • これからどうするか、という未来の話をできるほどに対話の時間が増えた。
  • そして子育てというプロセスで共通体験をもつことで通じて、よりゴールについて話しやすい関係に。

 当たり前ですが、育児休暇によって私も妻も家にいる時間が増え、仕事上のコミュニケーションに費やしていた時間が家族とのコミュニケーションに置き換わった。スマホやPCを見ている時間も相対的に(まだまだ減らさなくてはと思うのですが…)減少し、妻と子供に向きあう時間が増加しました。子供は当然ながらまだまだ定期的な、想定通りに動いてくれることなど無く、それが故の大変さが親である私達につきまとうのですが、そういった現象に対してできるかぎり妻一人任せにせず、一緒に対処しようとしています。これはひとつのプロジェクトに一緒に向かうパートナーとの関係に似ていて、プロセスを一緒に辿れば辿るほど、将来(ゴール)をどうしようか、という話がしやすくなる。それは関係上も、お互いの関心上も擦り合っていくからだと思う。狙っていたわけではないけれど、予想以上に育児初期の休暇によって家族関係はより深いものになっていると感じていてとてもポジティブです。

 また、実質「仕事を休んでいる夫は妻の助けになっているのか」という論点について。これは真実かどうかはわからないし私の口から言うのは変だけれど、さすがに少しは手伝えている自負もあるので、助かっているんじゃないかな。当初は妻がおっぱいをあげる瞬間を観て「なんか母子の関係を絶対に崩せないんだなぁ」とちょっと残念に思う瞬間が有るけれど、それは父には父の役割があるのだと割りきるようにになりました。父というのは子育てにおいては「サポーター」としての立場なのです。サポーターに徹するというのは個人的に初めての体験で、「自身がサポーターである」と認識するのに少し時間がかかりました。「なんでも自分でやりきろうとしない(できないから)」「役割を作って全うする」というなんかビジネス書じみた教訓も育児から得られるのです。
 あと、引っ越しも出来ました。平日にできるから、安いし楽ちんでした。

2. 周りの男性は極めて休暇が取りにくい環境だと知る。
 この50日余で、本当にたくさんのママ・パパたちに実際の育児休暇取得状況についてアンケートを取ることが出来ました。肌感覚的には、男性の取得率2%弱は事実だろうと理解。この数字を上げることは手段でしか無いのだけれど、選択肢の多いことが豊かな社会だとおもっているので、引き続き何が出来るかを探る。

3.次のキャリアに向けてアクションを始めた
 個人的にこの50日弱で最もインパクトが有ったのはこの点で、次のキャリア・ライフをデザインし、そして闇雲ながらもアクションを始めることが出来ました。結論は育児休暇明け何をしているかを見ていただくとして、「デザインが出来る材料を集めることが出来る」、「業務を離れてゆっくりと考えることが出来る」という平時には獲得できない時間の価値を改めて感じています。
 材料集め、という意味では当初は相当量の本を読むつもりでいたのですが、「知識より経験肌」の自分としてはやはり水が合わず、代わりにたくさんの人と会って話すことでinput・outputの両輪を同時に回したことが奏功しました。この間に私とアポを取って対話に応じてくださった皆様、本当にありがとうございます。

というところがこれまでの経過です。総論非常にポジティブで、全ての男性が育児休暇を選べる社会が良い、という私のポジションは50日前と何ら変わりなく、むしろ裏付けがついてきた感じです。あとはビジネスマンとしてキャリア中断を経た後に結果さえ出せば文句なし。頑張ります。