Yamotty Blog

プロダクトマネージャーの雑記

ソーシャルメディアの時代の情報リテラシー

f:id:yamo3:20150218090328j:plain

僕は普段からかなりの頻度で検索を使う。

疑問を解決するときにgoogleを使うのはもちろん、ファイルを探すときや文字列を探すときもほぼ全て検索で行う。検索は日々の疑問の数だけ行っているといっても過言じゃない。

妻は僕の倍くらい、スマホから検索をしている。

「離乳食はいつからどのくらいの量に増やせばいいのか」
「生後◯ヶ月、昼寝の時間は何時間が良いか」
子育てをしていると、こういったきめ細やかな疑問が無数に出てくる。その都度聞ける相手がいれば解決するかといえばそうではない。個体差が激しいから、1ケースをもとに解法を導く、みたいな問題の解き方は子育てに向かないんだと思う。

だから妻はオンライン上で徹底して検索をして、膨大なデータベースにもならない「誰かの経験」を蓄積し、その中で我が家にあった解法を選んでくる。手前味噌ながら情報へあたるリテラシーが高めだと思う。

フィードの情報で問題は解決するか

ITにかかわる仕事上、情報リテラシーとは仕事人の優劣を左右するほど重要な要素だと考えている。ITとは情報を扱う産業だからだ。

ウェブサービスが発達した今、情報は取りに行かなくても「流れて」くるものになった。気になる情報を発信するブログをRSSに突っ込んでおけば、また気になる人をソーシャルメディアでフォローしておけば、あとは日常の中にある程度欲しい情報は流れてくる。と、錯覚させられる。

正直実際のところそんなことはまるでない。フィードで得られる情報は「為になったな」と思えても、問題を解決してくれることはない。

どこまで技術が進化したとしても人が抱えている課題はいつまでもパーソナルだ。電車で隣あわせた人が何で悩んでいるのか僕には皆目見当もつかない。

課題は自分が解決しなくてはいけないし、そのための最大の材料である「情報」はどんな手段であれ当人がかき集めてくる必要がある。
(もちろん本を読む、とか人に聞く、も立派な手段です。)

Googleは素晴らしいテクノロジーを持った会社で、人が持つ課題を解決するために進化し続けている。検索においても、いまや返ってくる検索結果の精度は度重なるアルゴニズムの改善でユーザーに親切なものに変わり続けている。その上、最近ではユーザーには検索結果ではなく答えそのものをダイレクトに届けられるよう、テクノロジーを進化させているとのこと。この機能がローンチされるのもそう遠くないだろう。

しかしながら、いくらGoogleが頑張ろうと、人々が検索するという課題解決方法を使いこなせなくては、結局のところ深いソリューションにはならない。

検索をしなくて良い時代だからこそ、検索能力にこそ人としての課題解決力が垣間見える気がしてならない。