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Yamotty Blog

プロダクトマネージャーの雑記

会員制サービスの会員登録導線UXを考える

前提

  • 会員制サービスにおいて、登録ページのUXがサービスの集客力を左右するといっても過言ではない。
  • では登録ページでユーザーアクションを喚起できるよう、Benefit訴求するにはどうしたらよいか、を考える。
  • 登録の便宜は何か(=強いてはサービスのメリット)
  • 会員登録と同時に登録されるメルマガを受け取ることの便宜は何か 等

今回はECサイトの会員登録導線というテーマに絞り、各社参考に紐解いてみる。

参考

北欧、暮らしの道具店

hokuohkurashi.com


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  • まず、**ユーザーへの会員登録訴求は極めて薄い**。これは本サイトがコアなファンを多く抱え、不要な訴求によりUXを落とすことを避けているためとかんがえられる。端的に言うと、これ以上会員を増やす必要があまりない。
  • そのためサービスを利用するに当たり会員登録は不要(購入時にマスト項目だけ収集)
  • 別途メルマガ登録への導線があり、ユーザーが任意登録している。
  • メルマガのbenefitをきちんと登録ページで語り、自然かつストレスゼロで登録がされる設計。
  • 他に会員登録という項目があり、登録もしてみたがこれが何を意味するのかは謎。
  • メルマガを基本とするサービスであれば、登録ページ直前をリッチにする手法は一つの手段だとも思う
グラムール

glamour-sales.com


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  • 現状は会員登録をせずとも商品情報を閲覧出来る。カートへ入れる際に登録が求められる。キークリエイティブはカートへ入れようとした商品を含むセールの画像。
  • 十分な会員数を獲得できたため、より購入意欲が高いユーザーのストレスを減らす導線設計へ変更したものと考えられる。
  • 最大規模のグラムールがこの導線設計としていることは、仕入先は会員制・限定セールであることにほとんど価値を見出していない(=気にしていない) ことを示している。
Muse&Co

museco.jp

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  • 公開セールと会員限定セールを分けており、どちらにアクセスするかによって登録を求められるタイミングが異なる。
  • 公開セール:商品をカートへ追加するタイミング
  • 会員限定セール:セールを閲覧するタイミング

会員登録ページ
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  • signupページ自体は無駄な要素がなく、一般的なフラッシュセールだな、と思わせるもの。

総評

  • この他の事例もいくつか見たが、スマホでの1st view actionにこだわるページが多い。しかし北欧の事例に見るように、多少ページ自体が長くともサービスの仕組み、登録の意義を感じられるページのほうがユーザーフレンドリーだなと感じる。
  • 自社事例も含め、スマホでは縦の動き(=スクロール)はそこまでユーザーに嫌われない。余計なタップを要さない構成であれば、できるだけdepthをとって、必要十分な訴求を行ったほうがコンバージョンには結びつくのではと推察(したので実践してみましょう)。