Yamotty Blog

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2016年総括 - 最も読まれた記事5選

年初ということで、このブログについて、2016年の総括と2017年の抱負について記述したいと思う。

2016年 - 総括

さて、2016年は初めて精力的に『人へ伝わる文章』にトライし続けた一年だった。その成果を数字でみてみると、

  • 投稿した記事数 : 51 + 7*1
  • 1万PVを超えた記事数 : 4
  • 月次訪問者数が数万単位

となった。また定性的な成果としては、

  • ブログを通じたメンバー採用
  • プロダクトの相談を受ける
  • 講演依頼
  • ブログ経由でヘッドハンターが来る

と、個人の活動を拡げる意味で大事な役割を果たすメディアとなった。本業でも文章を通じて情報を伝えたり、人を動かす機会が多く、公私に渡って「ペンとノート」の力を実感できた一年だった。

方針の転換

このBlogは2012年〜2015年まで、「自分のメモ帳」という位置づけで細々と書き続けていた。しかし2016年は『プロダクトマネジメント』という大テーマへフォーカスし、デザインを変え、ドメインも取得し、読み手へ価値を想像して意味のある文章を記載するように務めた。

方針、そして筆のとり方自体を見直したことで、少しずつ読者も増え、時には数千、数万の人に読んでもらえるようになった。正直ここまでの拡がりに至るとは思っておらず、本人が一番驚いている。

それでは、2016年の総括として、最も読まれた代表的な記事5選を紹介する。

第1位 : 次のプラットフォームは、すでに手の中に

medium.com

  • 投稿日 : 2016/9/7
  • 主なチャネル : NewsPicks

早速このBlogの外の記事になるが、Mediumというブログサービスで運営している『Product Note』より。Twitter、Facebook、LinkedInといった名だたるプラットフォームでプロダクトマネージャーを務め、現在はVCにとして活動する Josh Elman。彼がMediumに投稿したポスト『The Next Great Platform is the One That We Already Have』を翻訳+考察させていただいた。

  • これまでにプラットフォームの地位を収めてきたサービスにはどんな共通項があるのか。
  • そして具体的にどんなサービスが次のプラットフォームに近いのか*2

プロダクトマネジメントに精通したVCからのメッセージということもあり、注目を集めたようだ。9月に公開して、12月の初旬にNewsPicksのPro PickerにPickされたことで急激にバズり、3万PVを超えた。

第2位 : 経営の”踊り場”問題

blog.yamotty.com

  • 投稿日 : 2016/12/28
  • 主なチャネル : Facebook

2016年の年の瀬に連続ツイートした、「経営の”踊り場”問題」について補足も含めて記事化したもの。

右肩上がりの成長を続けてきたスタートアップや新規事業において成長の踊り場を迎えた時に社内に起きること、そしてその対処法について考察した。多くの方にとって既視感のある内容だったのか、Twitterを眺めているとテクノロジー系だけでなく様々な業種のマネジメント職の方に読まれたようだった。

第3位 : サーバントリーダーシップが陥れる「良い兄貴問題」

blog.yamotty.com

  • 投稿日 : 2016/1/18
  • チャネル : はてブ、Twitter

ソフトウェアエンジニア界隈で市民権を得るPodcast『Rebuild.fm』の#123から、「エンジニアチームのリーダーシップ」についてサマライズした記事。昨今のリーダーシップという言葉は前提として「サーバント性」を想起している一方、サーバントリーダーが陥りがちな罠について記載した。記事中で投げかけている以下の問がこの記事のテーマである。

ビジョンを示すことと細かいタスク、どっちが楽か?

公開から約1年たった今でも検索エンジン経由でじわじわ読まれている。

第4位 : 新米プロダクトマネージャーへおすすめしたい12冊

blog.yamotty.com

  • 投稿日 : 2016/2/28
  • 主なチャネル : はてブ、Twitter

日本最大のプロダクトマネージャーコミュニティ『pmjp』(Slackで運営されている)。ここで話題になった「プロダクトマネージャーに新たに就任した人にどんな本を勧めるか?」というトピックについて、僕のオススメと合わせて12冊+αをピックした。

Amazonで『プロダクトマネジメント』と検索しても期待値にヒットする本は1~2冊といったところ。「書籍からまとまった情報を得ることができない!」と自分が困ったことがこの記事の発端。同様の悩みを持つ方が多かったようで、多くのはてブを付けて頂いた。

第5位 : 父のジレンマ

blog.yamotty.com

  • 投稿日 : 2016/2/11
  • チャネル : Twitter

2014年に第一子が産まれて以降、「自分の時間を投資し、スキルを高めていく」ことと「父としての時間」がバッティングすることが多くなった。そんなジレンマとの自分なりの付き合い方について記載したポエム。

すべての「父のジレンマ」に悩む人へ。子供は僕やあなたを未来へ連れて行ってくれる。子どもと向き合う時間は、長い目線で見れば、僕やあなたのする仕事を凌駕する価値を持っている。仕事は本来楽しいものだ。趣味もあるだろう。でも僕やあなたにはもっと価値のある人がそばにいることを忘れずに、ジレンマに向き合っていこうじゃないの。

と記述はしたものの、なかなか割り切れずモヤモヤ悩むことも多かったのが正直なところ。しかしそれも2016年末に読んだ『生産性』の以下の一文で霧が晴れた。

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

そうではなく、仕事の生産性を上げ、目の前の仕事だけでなく今後の成長のための投資や新しいチャレンジもすべて労働時間内でやりきれるようになる、そうなることを目指す——そういう意識に変えていかないと、プロフェッショナルとしての成長には、常に個人生活の犠牲がセットでついてきてしまいます。

これからは『平日8時間の勤務時間内で成果を出し、スキル・マインドも磨く』というチャレンジをすることになる。うまくいったら、父のジレンマともおさらばできるかもしれない。

2017年 - 抱負

先日、以下のようなツイートをした。

プロダクトは集合知であり、知見の結晶となるアウトプットである。だからこそ、自分の経験や知識はシェアしつつ、横での知見を吸い上げてプロダクトに反映させたいという思いがある。

世の中がよりよいプロダクトであふれればいいし、1つでも2つでもコミットできるプロダクトが増えれば自分としてもこれほど素晴らしいことはない。チャンスが有ればぜひ取り組んでみたい。

”プロダクトマネジメント”の認知

また、Google Trendで”プロダクトマネージャー”、”Product Manager”というクエリを調べると、日本語の”プロダクトマネージャー”はほとんど認知を伸ばしていないことがわかる

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2016年は様々な媒体でプロダクトマネジメントに関する記事が露出したり、カンファレンスが開催されたりとかなり活発な一年であったにも関わらず、だ。一方で僕はテクノロジー、そしてプロダクトの力でしか、人の行動を変え、習慣を創り、生活を変えるようなインパクトをもたらすのは難しいと思っている。だからこそ自分がプロダクトに向き合うだけではなく、「良いプロダクトを創ることに関心を寄せる人」の総数を増やせるように、より広く深く、発信し続けられるように頑張りたい。要は継続ですね。

ということで、今年もよろしくお願いします。

*1:Mediumで運営する『Product Note』へ7本の翻訳記事を投稿

*2:日本からメルカリの名前も挙がっている